【えんやこーら】 ※ 毎週末更新 ※
《『えんやこーら』とは》 2011.3.11の震災後、「頑張れ」の言葉が被災された方々の心を痛めていたので、誰かの為に自分が尽くすという意味で「えんやこーら」と言葉を変えて活動しています。 有志小団体としては2011.11月に赤い羽根共同募金様から助成金をいただき、2013年4月まで活動していました。現在は個々で活動しておりますが、「復興の土台作る!」という志は変わりません。宜しくお願いします。 記事はコチラ → えんやこーら岩手支部記録(472)

2020年09月17日

線香の香り

梅雨明けせぬまま迎えた9月も半ばを過ぎようとしている。
今年ほど蚊やコバエが長々と居た事はないのではないかと思う程、毎日毎日目の前を『ぷ〜ん』と飛び回る。
母は毎日2〜3箇所刺されては直径4〜5cmの大きな腫れを作っている。
祭壇があり、殺生してはいけないというので、扇風機『強』を全身に食らいながら線香をあげる日々が続いていた。
(最初の頃は扇風機の置き場や角度が定まらず、お供え物や花の飾りなどのビニール部分がビラビラとはためくほどだった)
なぜ扇風機の風を浴びていたかというと、暑かったからというだけでなく、強風に向かってくる虫はいないだろうという安易な考えによるものだった。
背後に回ればほぼ無風だというのに気づくのはつい最近だった(遠い目)
祭壇のある客間では殺生しないようにと気を遣っていたが、茶の間に来れば話は別。
見つければ 叩く! 挟む! つぶす!
しまいには蚊取り線香の登場となる。
ノーマット・無臭がスタンダードな今、我が家にはぐるぐるうずまきの煙が出る蚊取り線香がある。
母がなぜかこだわってこれを使っている。
夕飯時などはもくもくと煙っている中、食事する事も度々あった。
最初は「煙いなぁ」と思っていても慣れて来るのか何も感じなくなる。
だが部屋に戻るとスモーキーな香りを放つ自分に気づく。
そして・・・
殺生しないようにしてるはずの父の遺骨がある祭壇にまで蚊取り線香の煙が もわ〜ん と漂ってるのに気づく。

これ・・・
絶対何匹かは死んでるよなぁ・・・

『蚊取り』という言葉はつくが、お線香はお線香だから、これは許されるのか・・・?
これのせいで父が四十九日の裁きの場で悪い結果出なければいいんだけど・・・

本日、父より後に亡くなったが先に四十九日を迎えた渡さんご一家に、蚊取り線香焚いたか聞いてみたいと思うのだった。
posted by イワガタ at 22:22| 岩手 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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